ウルトラマンマックスでのAfter Effectsプレゼン〜Interbee2005にて〜
2006-01-03


Interbee2005dでのAdobeのAfter Effectsのプレゼンテーション。

ウルトラマンマックスでの使用例をやるというので時間に駆けつける。

円谷からもらって来たデータとのこと。After Efetcを使ってたのね。

例は2つ。スラン星人の高速移動とメタシサスに迫るダッシュバード

スラン星人の高速移動>

マックスの周囲を廻るスラン星人は静止画。

静止画をブラーをかけて移動。アクセントに別にエフェクトをかけた静止画を配置。

マックスとスラン星人のからみの部分はセットで撮影かと思っていたらグリーンバックで背景を差込でした(マックスにブルーがある為?)。

グリーンバック
背景をグリーン一色にして撮影すること。そこから,緑色を抜けば。通常は青を使うブルーバックを用いる。

説明のお兄さんは“最近のウルトラ警備隊はDASHといって”と説明。そういうお年ですか。DASHとウルトラ警備隊は違うと説明したくなる自分がいる。

フロントに映る高度計などはIllustratorで作画した固定の静止画。高度にあわせて動かすと人件費がかさみそうです。

ターゲットスコープ(照準)はモーショントラックで追随。

モーショントラック
動いているもの(動いているカメラ)に静止画を合わせる手法のひとつ。車のナンバー部分を変更したりなんてのに使います。
動画上で何点か場所を選んで,この静止画を合わせますとやると,その場所が動いても静止画がそれに追随して動きます。
私が始めて見たのはアメリカンフットボールの中継での10ヤードのラインの表示でした(カメラが動いてもラインはグラウンド内の特定の場所にあり続けました)。
[イベント]
[特撮]

コメント(全50件)
※コメントの受付件数を超えているため、この記事にコメントすることができません。


記事を書く
powered by ASAHIネット